キャッシュフロー考えてますか?

地方で起業やキャリアを考える人のマインドセット
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前回は「農産物ブランドを再定義する」と題して、地方が商品に付加価値をつけて持続可能な事業運営をしていくための、「希望小売価格を実現するための条件」の手段として「ブランド」について考えてみました。

この数年、農業がにわかに脚光を浴びつつあって色々な農業の会社が多数誕生し、あっという間に撤退するケースが増えています。

畑さえあれば参入障壁は思うほど高くはない業界なので起業する人の多いビジネスとして多産多消滅型のビジネスというイメージです。

何故、そんな簡単に農業での起業は失敗するのか、不思議に思う人も多いと思います。

これって実は農業ばかりにいえるのではなく、他の製造業でも、IT関連事業でも、建築関連の下請会社でも、よく起こっている現象なんです。

「コト起こし未来塾」では企業に対するご相談も数多く受けていますので経験も多いのですが起業する人の頭の中に、キャッシュフロー対策がまったくないことで簡単に失敗する会社が多数出るというわけです。

農業の場合は以下のような特殊要因も含まれます。

まず自然栽培方法など深い知識にも無いのに形から入ったり、社会経験が薄い人が多いことが命取りの原因といった印象です。

業界含めず起業して5年以内に撤退する経営者の全体的な印象はタイトルにもあるキャッシュフローを考えていますか?というコトです。

例えば、うちの場合で説明すると、お客さんから注文を受け農作物を完成させるまでには、数カ月の時間を要します。

この間、経営者とスタッフの給料や会社の経費はかかります。

しかも納品してお客さんからの支払いは翌々月末払いなんてことになりますと小さな会社は簡単に資金がショートします。

農業という業界は参入することは簡単ですが、そこでビジネスを継続することはたいへんです。

そもそも「農業でなら俺でも」とか舐めてる頭の中がハッピーな人が多過ぎて笑

仕事を受注してから、「半年間は入金なし」なんて恐ろしいことが日常的に起こる世界です。

あるいは農協を通じて飼い殺しされながら生きるのも悪くはありません。

表現の仕方が悪かったですが個人的はとても良い組織だと思います。

知っている人がいるかもしれないんで補足しておきますと独禁法について訴訟も起こさせていただきましたが、納得した後はとても良い関係になったので心からの感想です笑

アウトソーシングをかけて農協と同じ価格でやってくれるところなんてありませんよ。利益がとれないのも現金が残らないのも農協のせいではなく自分の努力不足。

農協ももうちょっと販売部隊に予算をかけて頑張ったら、世界に誇れる組織になれるのになぁなんて個人的には思っております。

コトおこし未来塾では、このような失敗を繰り返しをみてきてキャッシュフローを考えて起業するようフォローさせていただいてます。

農業界は変革期を過ぎて新しい市場が生まれつつありますがまだ日が浅いことから、キャッシュフローの問題による失敗は今も続いています。

個人顧客が相手のビジネスは、売れ行きにバラつきはあっても販売すると直ぐに入金されます。

企業が相手のビジネスの場合、キャッシュフロー問題がついて回ります。

起業する前に、この問題をクリアする方法を考えておかないと過去の失敗した起業家と同じ道を歩むことになります。

こんな事例があるから起業を諦めるではなく、農業と同時に他の日銭の入るビジネスを行うとか何かしらビジネスの継続を考えながら起業に取り組むこと。

真剣に考えると何かしら解決策は見つかるものです。

次回は需要は情報次第で生み出せる4つの方法について共有させていただきます。

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