需要は情報次第で生み出せる4つのメソッド

地方で起業やキャリアを考える人のマインドセット
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前回は「キャッシュフロー考えてますか?」と題して、農業を軸にキャッシュフローのあり方について私の考えを共有させていただきました。

「コト起こし未来塾」では地方で起業やキャリアについて社会人向けに情報を発信させていただいておりますが、今回は地方で仕事といえば農業は外せないのでフォーカスを当てて、うちの事例なんかをもとにご説明させていただきたいと思います。

野菜には当然、需要のバランスがあってそれに合わせて作っていくのは基本となりますが、情報を徹底的に収集し、それを分析して仮説を立てて検証を繰り返すコトで、需要そのものを生み出すこともできるので以下に4つのメソッドをご紹介させていただきます。

① 周年化に切れ目がある野菜

一年中スーパーに並んでいるようにみえる野菜でも、品目によって品薄になる時期は必ずあります。

そこに需要がないならつけ込む必要はありませんが、ニーズを放置しているなら機会ロスを生んでいることになります。

作型や品種の見直しで周年化の切れ目を補完したり、需要期の拡大を狙える品目を見極める必要があると思いませんか?

② 品種の見直し

ナス、キュウリ、ダイコンについては、現在主流となっている品種を見直すことで、それぞれの用途に特化した需要を獲得できる可能性が大いにあります。

もともと漬物用、おろし用、煮物用等の専用品種があったものを、大量消費社会に対応すべく汎用品種に置き換えてきた経緯があるからです。

大量消費の時代はとうの昔です。今は用途に見合った品種が再び脚光を浴びはじめています。

③ 輸入品のパイを奪う

輸入に頼る品目の中にも、国産でパイを奪える余地のあるものがあるのを知っていますか?

最近の東京市場の統計ではパプリカの輸入シェアは実に70%にのぼります。もともと輸入品が需要を創出した品目なんですけど今や量販店の品揃え商材から脱して家庭需要にすっかり浸透しているのではないでしょうか。

供給が不安定になる夏場を中心に、国産が入り込む余地は大きいでしょう。

④ 規格の見直し

規格を見直すことで新たな販路を発掘するというやり方もあります。

市場出荷にこだわらず、業務加工需要に目を向けると、違った企画が求められていることに気付くはずです。

ウチの場合なんかは以上のようなことを考えながら栽培品目を考えています。

市場が求める需要に応えるって事業者としては当然のことですが、市場が求める以上の需要を掘り起こすことをしなければ、その年の需給バランスに左右されて経営計画が大きく影響を受けたりしますので分析作業と仮説からの検証は本当に大切です。

皆さんも常識を常に疑って、自分にしか市場に出せない商品やサービスを送り出してください。

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