有形固定資産と無形固定資産は資金が長期に固定されている

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前回は「資金の借り手は、お金の運用状況を示す資産」と題して、バランスシートでお金の入手経路の表す左側の「会社の資産」に位置する項目について解説を進めさせていただきました。

今回は、資産の最初にくる「設備」について解説を進めていきます。

この設備はもちろん、バランスシートの左側にあり、「固定資産」という名称で呼ばれてい流わけですが、この「固定資産」とは、資金が長期に固定されていて、すぐには回収できない資産を指し、例えば「設備」なら、姿形があるので「有形固定資産」と云われているのです。

その他に「有形固定資産」として代表的なものを上げておきます。

  • 建物   :本社ビル、倉庫、工場、店舗など
  • 機械装置 :工場で製品を作るために使用する工作機械など
  • 土地   :建物を利用するための敷地など
  • 構造物  :堀、看板、舗装道路など
  • 車両運搬具:運送用トラック、営業用車など
  • 備品   :パソコン、事務机、椅子、家具など

これらは全て長期間に渡って使用されるので資産となりますが、数万円しかしかないパソコンの場合なんかは、有形固定資産とみなせるほどではないため、バランスシートには計上せず、買った年にそのまま「費用」として、利益から引いてしまいます。

この費用については、今後詳しく説明させていただきますが、この設備の他にも企業が長期間保有して利用する固定ささんがありまして、「特許権」や「商標権」などの「知的財産権」や自社に最適化させた経理システムや在庫管理システムの開発にかかったプログラムの投資額として「ソフトウエア」、他の会社をM&Aしたときに支払った資産価値以上の「プレミアム部分の価値」などは、目に見えてこない固定資産としてバランスシートに「無形固定資産」として計上します。

さらに細分化させると、事務所などを借りるときに不動産の所有者に対して預ける「敷金」や「保証金」、「ゴルフ会員権」などといった、有形固定資産とも無形固定資産とも判断できない長期の資産がありますが、これらについてはあまり気にしなくて大丈夫です。

まずは、バランスシートで固定資産という項目を見たら、上記リストの有形固定資産をイメージできれば十分です。

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